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~散花~
第40章  みだれ髪

「ん…でもっ…秀瑛さま…」

すごく欲しがっているのだ。

むくむくと湧き立つこの欲求は、嵌めてやらねば収まらない。

玉蘭はもう片方の手を割れ目に伸ばした。

しかし、

「ダメだって言ってるだろ」

その手も秀瑛に掴まれてしまう。

(どうして!?)

両手を万歳の状態にいましめられ、玉蘭は腰をひねって腿を擦り合わせた。




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