この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
羽のある生物・羽の無い女
第3章 探索
調子よく飛びながら、ずっとマユを探した。
ひとつ見つけたんだけど、カラッポのやつだった。
ワタシが探しているのはカラッポじゃないやつだ。まだ中に、入っているやつだ。
背中がだいぶ熱くなっちゃったから、木のエダにおりて、ひと休みしたよ。
木のエダは、とてもいいものだよ。
器官を引っ掛けやすい。ほどよくザラっとしているからね。
それに、キレイな小さな粒が、漂ってくるんだ。
これは『香り』というんだよ。
香りがカラダに触れてくると、波が優しくざわめく感じで、気持ちいい。
羽を止めてると、背中がスゥーっと楽になってくる。すぐ冷めるんだ。
早くマユを見つけたいから、またダイブして、羽を振るわせた。
飛びながら、マユを探すのに集中していたんだ。
そうしたら、急に大きな生き物が寄ってきた。
ひとつ見つけたんだけど、カラッポのやつだった。
ワタシが探しているのはカラッポじゃないやつだ。まだ中に、入っているやつだ。
背中がだいぶ熱くなっちゃったから、木のエダにおりて、ひと休みしたよ。
木のエダは、とてもいいものだよ。
器官を引っ掛けやすい。ほどよくザラっとしているからね。
それに、キレイな小さな粒が、漂ってくるんだ。
これは『香り』というんだよ。
香りがカラダに触れてくると、波が優しくざわめく感じで、気持ちいい。
羽を止めてると、背中がスゥーっと楽になってくる。すぐ冷めるんだ。
早くマユを見つけたいから、またダイブして、羽を振るわせた。
飛びながら、マユを探すのに集中していたんだ。
そうしたら、急に大きな生き物が寄ってきた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


