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主な君に逆らえない
第1章 こういうことってありますよね?
ですが温かい温もりが肩や腕に感じられ、私は宙に浮くような気配を感じました
目を瞑っていたことを思い出し、ゆっくり光を取り込みます
そこには少し不機嫌そうな彼の顔がありました
「きゃっ」
思わず悲鳴を口にしてしまいました。
「助けた相手にきゃはねーんじゃねぇの?さっさとついてこねーから転びそうになんだろう」
「は。はいっ!申し訳ありません・・あの、・・もう下ろして頂いて結構です」
「はっ!やだね」
「え?あ?あのっ・・ひゃっ・・」
私を抱き抱えたまま彼がまた歩き出します
先程とは比べ物にならない速度で
パリっとのりの効いた制服が頬にあたります。
行き場に困った手をきゅっと胸の前で結びこの後どうなってしまうのかと不安で胸が苦しいです
目を瞑っていたことを思い出し、ゆっくり光を取り込みます
そこには少し不機嫌そうな彼の顔がありました
「きゃっ」
思わず悲鳴を口にしてしまいました。
「助けた相手にきゃはねーんじゃねぇの?さっさとついてこねーから転びそうになんだろう」
「は。はいっ!申し訳ありません・・あの、・・もう下ろして頂いて結構です」
「はっ!やだね」
「え?あ?あのっ・・ひゃっ・・」
私を抱き抱えたまま彼がまた歩き出します
先程とは比べ物にならない速度で
パリっとのりの効いた制服が頬にあたります。
行き場に困った手をきゅっと胸の前で結びこの後どうなってしまうのかと不安で胸が苦しいです

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