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かわいい狼くん
第1章 新しい家族
朝目が覚めると
布団も綺麗にされ、彰斗くんの姿はなかった
『ん~…まだ6時かぁ。』
確かパパ達は8時に出発だったよね…
心は圭吾と絢香を見送るために
リビングで朝食の用意をすることにした
扉を開けると良い匂いがして
3人が笑顔で おはよう!と出迎えた
その光景に心は目を見開いた
『あ…れ?なんで…』
「いつも心にばっかりお世話になっているからね…もっと甘えていいんだよ」
「心ちゃん!何かあった時は頼ってちょうだいね」
『パパ…絢香さん…』
心は今にも涙が溢れそうなのを必死に堪える
今まで全て1人で頑張ってきた心
1人だけで迎える朝にも嫌でも慣れる日々
どこか迷惑をかけてはいけないと思い
寂しいなんて言葉出す事もできなかった…
すると横から優しい声がする
「これからは僕がずっと一緒にいる。
もう、我慢しなくていいんだよ?」
今日まで我慢していた思いが一気に溢れ出し
心は子供のように泣いた…
家族ってなんて暖かいんだろう
涙が止まらない…
彰斗に頭をポンポンと撫でられ
心は笑顔で答えた
そして皆で朝食を済まし
パパと絢香さんは、見送る私たちを
何度も振り返っては手をふり出発して行った…
布団も綺麗にされ、彰斗くんの姿はなかった
『ん~…まだ6時かぁ。』
確かパパ達は8時に出発だったよね…
心は圭吾と絢香を見送るために
リビングで朝食の用意をすることにした
扉を開けると良い匂いがして
3人が笑顔で おはよう!と出迎えた
その光景に心は目を見開いた
『あ…れ?なんで…』
「いつも心にばっかりお世話になっているからね…もっと甘えていいんだよ」
「心ちゃん!何かあった時は頼ってちょうだいね」
『パパ…絢香さん…』
心は今にも涙が溢れそうなのを必死に堪える
今まで全て1人で頑張ってきた心
1人だけで迎える朝にも嫌でも慣れる日々
どこか迷惑をかけてはいけないと思い
寂しいなんて言葉出す事もできなかった…
すると横から優しい声がする
「これからは僕がずっと一緒にいる。
もう、我慢しなくていいんだよ?」
今日まで我慢していた思いが一気に溢れ出し
心は子供のように泣いた…
家族ってなんて暖かいんだろう
涙が止まらない…
彰斗に頭をポンポンと撫でられ
心は笑顔で答えた
そして皆で朝食を済まし
パパと絢香さんは、見送る私たちを
何度も振り返っては手をふり出発して行った…

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