この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第50章 選択
同じように心配そうな表情を見せていた光瑠さんは、急に顔をしかめると、きつい表情で私のことを見てきた。




「また、お前が何かしたんじゃ──」


「しっ、してませんっ!勉強を教えてもらっていただけで…」


「お前は無自覚なことが多い…。だから」



ちょっとっ…どうして私が知らない間に悪者になってる訳!?



「違うって言ってるじゃないですかっ!」



必死で否定する私にまだ疑った視線を向ける光瑠さんに腹を立てた私は、ムッと口を塞いで立ち上がった。



「信じてくれないならいいですっ!」


「っ…分かった…信じる」



部屋を出ようとすると、ギュッと手首を掴まれて、私は、ギロっと光瑠さんのことを睨んだ。




「可能性を疑っただけだっ!今まで、あの関根の様子がおかしくなることなんか、お前が絡んでることばかりだっただろうがっ!」



「そんなことは──」



「ある」




はっきりと断言してきた光瑠さんに上手く言い返す事も出来なかった。




「……とにかく…今日の要さんの様子はおかしかったです…」



「大したことではないと思うが…何かありそうなら聞いてみる」
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ