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第4章 蛇蝎の槽

「香里ちゃん、イクときは教えるのよ。　イクって言ってね」

そう言ってからマリーは香里の乳首に舌を這わせ、乳房を掴み上げてそれを口の中に含んでしまう。
同時に膣に挿入した指を増やし、絡みつく肉襞の充血した無数の突起を掻き毟った。

香里は自分の身体を電流が走り抜け、目の前で何かが弾けるような感覚を覚えた。

「ああーっ！　い、いくっ……、うっ、ううっ」

一際大きく香里の腰が浮き上がり、びくん、びくんと痙攣を繰り返す。

頭の中で真っ白な閃光が起きたあと、香里には美しい天上の花壇に舞い降りた光景が見えた気がした。

マリーは香里の瞑った目端から溢れるものを優しく指でぬぐった。
言いつけ通り果てた目の前の可愛いペット。　予想以上の逸材に、満足げに優しい笑みを浮かべながら……。