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*妄想社長に振り回されて*
第11章 お仕置きと玩具
「あぁぁっ、も、止めてぇっ」

「何を言ってるんだ?まだ三回だろう?」

「やあぁっ、またっ、イッちゃ、あぁぁっん!」

下着越しに淫蕾にバイブを当てられ、私は4回目の絶頂を迎えた。

おかしいとは思ったんだ。
いつもなら散々焦らして私が半泣きになってからしか触ってくれないのに、今日はあっさりと承諾するなんて。
裏があるんだって疑うべきだったのに。

「やっ、イッた、ばっか、だからぁっ、あぁっ…」

絶頂を迎えたばかりで敏感になった淫蕾に、雅也さんは容赦なくバイブを近づけた。
振動が淫蕾を揺らし、痛みにも近い激しい感覚にたまらず体を捩るものの、縛られた腕では身動きできる範囲は限られてしまっていた。

「ぅああっ、あぁっ、やぁっ、」

……また、きちゃう…っ

体が慣れてくると激しい感覚は薄れ、再び快感が顔を出した。
下着越しだというのにちゃんと淫蕾の形にそってバイブが押し当てられ、確実に私を昂らせていく。

「じゃあそろそろメインにするか」

「あぁっん、もっ、だめぇっ、あぁぁっ!」

体が何度も痙攣する。
下着はもう意味をなさないくらいにぐっしょりと濡れていた。

……メインってことは挿れてくれるのかな…

淫蕾とは違う快感。
それを想像しただけで子宮の辺りが疼いた。

だけど……

ヴィィィン……

待って待って待って!
私が挿れて欲しいのは雅也さんであってソレじゃないから!


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