この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
コンプレックス
第2章 弟の嫁さん

「でも、やっぱり兄弟なんですね。琉ちゃんにも同じ事聞かれました」
そう言って笑う愛里咲に、翔はいろんな意味でドキドキした。
「琉が? なんか意外…」
どこかニヤける顔を片手で隠す翔。
「小まめに連絡来たりするの?」
「こちらに来てからは結構マメに…気を遣ってくれてるみたい」
「気を遣う? あの琉が⁈ 」
思わず口をついて出たその言葉に、一瞬目を見開いた愛里咲。
次の瞬間にはケラケラと笑い出していて、つられて翔も笑っていた。
「琉と愛里咲ちゃんって同じ職場だよね?」
「あ、はい。私は陽花と陽向が1歳になるまで育休中なんですけどね」
「ふーん」
その後も琉の話で盛り上がる2人。
翔の話に、楽しそうに笑う愛里咲。
どちらかといえば女性は苦手な翔だが、その笑顔が嬉しくて、もっと笑わせたくて、琉の昔話などを持ち出しては愛里咲を笑わせて喜んでいた。
そう言って笑う愛里咲に、翔はいろんな意味でドキドキした。
「琉が? なんか意外…」
どこかニヤける顔を片手で隠す翔。
「小まめに連絡来たりするの?」
「こちらに来てからは結構マメに…気を遣ってくれてるみたい」
「気を遣う? あの琉が⁈ 」
思わず口をついて出たその言葉に、一瞬目を見開いた愛里咲。
次の瞬間にはケラケラと笑い出していて、つられて翔も笑っていた。
「琉と愛里咲ちゃんって同じ職場だよね?」
「あ、はい。私は陽花と陽向が1歳になるまで育休中なんですけどね」
「ふーん」
その後も琉の話で盛り上がる2人。
翔の話に、楽しそうに笑う愛里咲。
どちらかといえば女性は苦手な翔だが、その笑顔が嬉しくて、もっと笑わせたくて、琉の昔話などを持ち出しては愛里咲を笑わせて喜んでいた。

