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第18章 再会

俺は、駅まで瑠璃を送り


「また来いよ」


「うん！ありがとう！じゃぁまたね。お母さんもお兄ちゃんに会いたがってるから
　会いに行ってあげて！言わないでおくから・・」


「あぁ・・・気を付けてな・・」


駅の中に入る瑠璃を見届け・・・俺はマンションに歩き出した。


いつ・・母さんに会いに行くかな・・。


七海の携帯教えたって言ってたけど、連絡は無いんだろうな・・・。


出来れば、再婚相手も見ておきたいが・・。


そこまでは望まない。ただ・・・今は母さんに会う事が優先だな。



部屋に帰ると、七海は後片付けをしてくれていた。


「ただいま」


「おかえり」


笑顔で出迎えてくれる顔をみるとほっとする。


「七海・・・」


俺は、抱きしめたくなり七海を抱きしめた。


「蓮・・・良かったね！！瑠璃ちゃんに会えて・・」


やべ・・・涙・・・。堪えきれず俺の目からは涙が溢れた。


七海は黙って俺の背中に腕を回し、そのまま俺に抱かれた。


「わり・・・」


「ううん・・・良いよ・・・」


七海は、本当に優しい女性だ・・。