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第9章 キス！！？？

「何か、欲しい物あるの？」


私も、ここはふざけてはイケない顔してる！て察知し、真面目に聞いた。


「あるよ・・・」


「何？？」


「七海のキス・・・」


ん？何を言ったの？


キス？？


ここで、普通に怒ると、〈真に受けてんのーーー！バーカ！〉っと言われると思った。


いつもの蓮はそんな感じだしね・・・。


「良いよー。キスね！！どーぞーー！！」


今度こそ、からかわれてはイケないと思い。


強気で言うと


蓮の顔がドンドン近づいてくる・・・。



えっ？えっ？ちょっと待って・・・。


「ちょっと！！何？」


それでも、蓮の顔は近づいてくる。


「冗談でしょ？？」


凄く近い位置で蓮の動きが止まった。


「冗談じゃないよ・・・七海とキスしたい」


ドキン！！胸がドキドキする・・・。


「どうして・・・」


チュッ・・・。


んーーーーー！！んーーーーーー！！！


私と蓮の唇が重なった。

頭の中が真っ白になった。