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第6章 ストーカー？？

「さぁ、行きましょう、話はその後にね・・・とにかく体が第一よ・・・」


私は、警察署の裏口から出て、白い車に乗り病院まで向かった。


向かった先は産婦人科・・・。


小さなクリニックで、落ち着いた雰囲気の病院だった。


警察病院に連れて行かれるのかと思っていたので少し、安心した。


ここでも、裏から中に入る。


プライバシーを守ってくれてるんだと思った。


診察室に入ると、少し若い女医さんが座っていた。


小早川さんに事情を聞いている。


女医さんは、私に優しい声で問いかけた。


「ご飯は食べれた？」


「いいえ・・・」


「帰ったら少しは食べなきゃダメよ・・・体壊しちゃうからね・・・
　とりあえず、この薬を飲んで」


この薬は何だろう・・。


「大丈夫・・・避妊薬よ。性行為から48時間以内に飲まないと効果が無いの」


水と薬を出され、私はその場で薬を飲んだ。


そして


「男性の方は外でお待ちください。これから内診しますので、終わったらお呼びします」


蓮は外に出され、


私は、診察台の上に乗った。


器具の音がカチャカチャと聞こえる。


怖い・・・何されるの？？