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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
マサキがなんでラブカルで講師を始めたかは聞いたことないけど…

スタンダードの時から、私がマスターに進むのを余り賛成していなかったし、マサキ自身もきっとマスター講師を拒んでいたみたいだ…

何となく…その理由が少し分かった様な気がする。

「そうですよね…自分たちで解決出来るのが…ベストですよね…」

そうすると…
私が講師に進む事は…
本当に意味がある事なのかな?

困惑気味なのを察したのか、マサキは

「まぁ…ラブカルに依存する様になったら困るけど…琴海さんみたいな女性講師の需要はこれから先増えると思うよ…」

「マサキ…さん…」

マサキは大人の魅了溢れる、優しい笑顔で…

「産婦人科もそうだけど…同性の方が話し易い事もあるから…今の男性講師ばかりだと、相当の覚悟をしている人しか続かないからね…」

「そうですね…」

勢いで来てしまった感もあるけど、私も最初は凄い覚悟をした…
あの生活をどうにか変えたい思いが強かったけど…

ここまで来れたのは…
最初がセイジだったからだというのが、一番だろう。

旦那がいて…
恋人がいて…

その間柄を改善したくてラブカルに飛び込んで来て…

懇切丁寧なレッスンと、細やかの気配りを大勢のイケメンにされたら…

どっかで過ちが生じたりしてもおかしくはない…

自分がいい例だ…。

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