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パステルカラー・オレンジ
第3章 帰り道
レ「道は、こっちですか?」
住宅街が並ぶ道を一本折れると、細い道になった。
道に街灯はなくなり、山奥に入るようにうっそうと生い茂る森へと続いていた。
7個目の曲がり角を右と言ってあったので、大崎は確認してきたのだ。
ち「へ?あっ!うん!もうこの道を真っ直ぐ行ったらすぐなので、ここで大丈夫です!」
パッと顔をあげて、千尋はふんわり笑った。
さっき受けた忠告は、無駄になってしまったみたいだ。
大崎は、今までで一番長いため息を吐いて森まで続く道を歩き始めた。
ち「え、大崎君?」
レ「ここまで送って、はいわかりましたって訳にはいかないんです。」
ち(あ・・・・・・きっと今、怒ってるのかも・・。)
それは、今日二度目の、大崎の低いトーンだった。
住宅街が並ぶ道を一本折れると、細い道になった。
道に街灯はなくなり、山奥に入るようにうっそうと生い茂る森へと続いていた。
7個目の曲がり角を右と言ってあったので、大崎は確認してきたのだ。
ち「へ?あっ!うん!もうこの道を真っ直ぐ行ったらすぐなので、ここで大丈夫です!」
パッと顔をあげて、千尋はふんわり笑った。
さっき受けた忠告は、無駄になってしまったみたいだ。
大崎は、今までで一番長いため息を吐いて森まで続く道を歩き始めた。
ち「え、大崎君?」
レ「ここまで送って、はいわかりましたって訳にはいかないんです。」
ち(あ・・・・・・きっと今、怒ってるのかも・・。)
それは、今日二度目の、大崎の低いトーンだった。

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