この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『間違い』電話
第14章 『魔性』
「その名刺…今持ってる?」
「はい…」
宏実は財布を取り出し中から名刺を出して、俺に渡す。
「有難う…」
名刺を見るのに、一瞬躊躇ったが…
現実を受け止めないと…。
「その人が。兼子の不倫相手だと思います…」
「確証は?」
「病院から戻って…兼子の物を調べたんです…保険契約とか…私は兼子が何を掛けているか知らなくて…」
「あぁ…」
「実は…私の身内が兼子と同じ職場で、役員をしてて…事情を説明して調べて貰ったんです…」
役員か…それで兼子も出世しやすかった訳だ。
「はい…」
宏実は財布を取り出し中から名刺を出して、俺に渡す。
「有難う…」
名刺を見るのに、一瞬躊躇ったが…
現実を受け止めないと…。
「その人が。兼子の不倫相手だと思います…」
「確証は?」
「病院から戻って…兼子の物を調べたんです…保険契約とか…私は兼子が何を掛けているか知らなくて…」
「あぁ…」
「実は…私の身内が兼子と同じ職場で、役員をしてて…事情を説明して調べて貰ったんです…」
役員か…それで兼子も出世しやすかった訳だ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


