この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第17章 2025年 大晦日
てっきり、神戸八宮巡りなんて
言われてるぐらいだから
神戸の中心地に集まってるとばかり
思ってたんだけど、最後に来る
七宮神社だけは場所が離れていて。
新開地駅がJRなら神戸駅から
七宮神社にアクセスする感じになる。
風に混じる海の香りを感じながら
コインパーキングからテコテコと
旦那さんと一緒に歩いて、
七宮神社を目指した。
この神社も住宅街の中にあって、
鳥居が見えて来て…。
隣にいた旦那さんが声を上げた。
『あ、ここ駐車場あったんですね。
公式サイトに駐車場の
情報なかったんで……巴
ちょと待ってて貰っていいですか?
僕ダッシュで戻って車
こっちに回して来るんで』
帰りも歩くよって言うより早く
旦那さんが走って行っちゃったから
旦那さんが本気でダッシュしたら
私が後から追いかけても
あの速さに追いつけるわけはなくて。
だって旦那さん元西宮神社の
福男…だもん……な…、
電話しても出ないだろうし…。
とか…何とか考え事をしてたら
旦那さんが車を回して来てくれて。
『すいません、巴。
お待たせしました。改めて
七宮参り、行きましょうか』
鳥居の所で一礼して、
境内に入ると。手水舎に向かう。
大きな石をくりぬいてある
手水舎で進と彫られている。
手と口を清めて、
境内の奥に進んで行くと、
狛犬が…4体
置かれている拝殿が見えて来て。
『変わった狛犬が居る所とか
ありますけど、4体居るのも
なんか珍しいですよね……』
拝殿の前には船の錨と
舵が置かれていて。今まで
巡って来た八宮巡りの神社も
航海の安全にご利益のある
神様が多かったけど。
この神社の神様も港町神戸らしい
航海の安全とか海の神様なのかな?
「ここの御祭神が、最後に
残ってる5人の男神の中の1人なの?」
二宮神社から始まった私達の
神戸八宮巡りはここが最終地点で、
今までの神様たちは全部
天照大御神と素戔嗚尊の誓約の時に
産まれて来た3人の女神様と
5人の男神様を御祭神にしてたので
この神社が最後の男神をお祀りしているはず…。
御祭神は、
大己貴命(おおなむちのみこと)と相殿で
大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと)の2柱。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


