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何処にでもいる悪女
第5章 背徳
ハラリ…
バスローブが床に落ちると同時に、
「ぅおぉ―― っ!」
ため息混じりの声が聞こえた。
「ワイン色とは…
これは凄いな…いつもこんなのを身に付けてたのか…。それに何と大きいんだ」
興奮したように乱暴に胸を揉み始めた。
「君の胸がこんなに大きかったなんて…あの日に気がついたよ」
あっ、私は舐めるように見つめられたあの日を思い出す。
結子が選んでくれたランジェリーを初めて着けて来た…あの日。
あの日、私は変わろと決めたのだ…
自分の体の線を人目に曝しておきながら、いざこうなると怖さが先立つ。
バスローブが床に落ちると同時に、
「ぅおぉ―― っ!」
ため息混じりの声が聞こえた。
「ワイン色とは…
これは凄いな…いつもこんなのを身に付けてたのか…。それに何と大きいんだ」
興奮したように乱暴に胸を揉み始めた。
「君の胸がこんなに大きかったなんて…あの日に気がついたよ」
あっ、私は舐めるように見つめられたあの日を思い出す。
結子が選んでくれたランジェリーを初めて着けて来た…あの日。
あの日、私は変わろと決めたのだ…
自分の体の線を人目に曝しておきながら、いざこうなると怖さが先立つ。

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