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あなたに抱かれたい
第7章 入籍前の熱い一夜
その頃、久美子の両親も、娘からフォトウェディングに見学してもいいと連絡を受けて喜びを噛み締めていた。
「ちゃんとした結婚式を挙げないと言われた日はガッカリしたものですけど、こうして撮影の時に同席させてもらえて良かったわ、あの娘の花嫁姿…きっと綺麗だと思うわ」
久美子の母である恭子は当日の久美子の姿を想像してウキウキしていた。
「あの子はお前に似て器量良しだから見映えがするだろうな」
父親の亮一も同じように花嫁姿を想像しながら晩酌のピッチをあげていた。
「まあ!あの子、やっぱり私に似ていますか?」
「ああ似ているとも。目鼻立ちがクッキリしているし、美人譲りはお前のお陰だな。プロポーションもお前の若い頃にそっくりだ」
「やだわ…あなたったら…」
自分が美人だと誉められて、つい嬉しくて「あなた、お銚子もう一本つけましょうか?」などと言ってしまう。
「そうだな、一足先に祝杯をあげるとするか、お前も隣に座って呑みなさい」
「じゃあ…久しぶりに頂こうかしら」
食器棚から盃を取り出して手に持つと、夫の亮一がお酒を注いでくれた。
「では、娘の幸せを願って乾杯だ」
恭子はお猪口の酒を一気に喉に流し込む。
久しぶりの飲酒は胃袋をカァーっと熱くさせた。
「それにしても、いきなり高校生と中学生の母親になるのよ、心配だわ、うまくやっていけるのかしら?」
「なに大丈夫さ、旦那になる男より娘さんや息子さんの方が歳が近いんだ。久美子にして見れば妹や弟みたいなものだから、きっと上手くやっていけるよ」
ささ、もっと呑みなさいと
空になったお猪口に並々とお酒を注がれる。
「ダメですわあなた。これ以上呑んだら酔ってしまいますもの」
「酔えばいいさ、二人っきりなんだ、誰にも遠慮はいらないさ」
そう言って酒を酌み交わし、気づけば久美子の母である恭子は腰が抜けたようになり立ち上がることもままならない。
「なんだ、あれっぽっちで酔いつぶれたのか?
仕方のないやつだな。どれ、儂が寝室まで運んでやろう」
夫の亮一が妻の腰に腕を回して「どっこいせ」と立ち上がらせる。
久々に妻の腰を抱いて、まだまだ括れのあるしなやかな体に無性にムラムラしてきた。

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