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華のしずく~あなた色に染められて~
第3章 【華のしずく】~夏雷~
 それでも、珠々は小刻みにか細い躰をふるわせていた。信成とぴったり躰を重ね、寄り添い合った珠々の耳に、彼の胸の鼓動が間近に聞こえてきた。規則正しく生命を刻む音が珠々に伝わってくる。珠々は信成の逞しい胸に顔を押しつけたまま、くぐもった声で呟いた。
「殿が御無事で良かった」
 その呟きに、信成が珠々の方を見た。二人の燃えるような視線が重なり合う。信成の顔が珠々に近づき、二人はこれで幾度めになるか判らぬ長い口づけを交わした。
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