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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第15章 邪魔なんてさせないんだからッ!
「ん、ゆ、いと……さ」
どうしよう。
お料理中なのに、あたしも唯斗さんが欲しくなる!
太腿をぎゅっと閉じると、あたしが今、どういう状況になっているのかを察知した唯斗さんは、片方の手はそのままに、もう片方の手で器用にスカートのボタンを外した。
重みのあるデニムの膝丈スカートは重力に従って両足から滑り落ちる。
今のあたしが身に着けているものは太腿丈の、両肩が剥き出しになっている薄手のニット生地のオフショルと紐のショーツだけ――……。
ブラもスカートも唯斗さんによって取り除かれてしまった。
骨張った長い指がオフショルの裾を捲って剥き出しになったショーツの生地上から割れ目をなぞられる。
「……あっ」
息が詰まる。
「――っん!」
キッチンで、しかも立ったままの現状が恥ずかしい。
口を抑えるあたしを見て愉しんでいるみたい。
ぷっくりと膨らみを見せているそこを、コシコシと擦ってくるからたまらない。
その指の強さは絶妙で、弱すぎもせず、強すぎもしない。
おかげでじんわりと恥ずかしい蜜が生み出されていく……。
「やあ、そんな……触り方……」
「どんな触り方?」
お願いだから耳元で囁かないでっ!!
耳孔に触れる吐息だけでも感じてしまう。
あたしの身体はびくびくと小刻みに震える。
聞き返す唯斗さんは、すごく意地悪だ。
「こういう触り方が悦いの?」

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