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僕の愛する未亡人
第5章 はじめての腟内射精
ゴジラビルから、歌舞伎町の中を新大久保方面に向かって進み、適当なラーメン屋に入った。
――もう目と鼻の先は、ホテル街。
食べ終わって、コンビニで適当に飲み物などを買う。先日の食事やホテルも、彼女が会計を済ませた。
さすがに今日は意地でもと、理央が会計を払う。
「――ありがとう。よかったのに」
ホテル街を歩きながら冴子が言う。
コンビニの袋をひょいと取り上げた。冴子はやはり優しい。
「いや、だってこの間の……飲みも、ホテルも」
「上司が食事誘ってるんだから、当然じゃない?」
大人びて笑う冴子に、理央の胸が高鳴る。だが、これほどまでプライベートに割り込んできても、上司としての立場を崩さないことも同時にわかる。
「――多分佐藤くん、普段ホテルは……長居しないでしょ? さっと済ませるタイプだと思うんだけど」
「え? あ、はい、そうです」
顔を赤らめながら、馬鹿正直に答えてしまう。
「あたしと長い時間は、嫌?」
何でもないことのように、淡々と冴子は尋ねる。理央が普段通りに短い時間でいいと答えたら、おそらく彼女はそうするのだろう。
「や、やじゃない……」
「じゃ、フリータイム」
冴子は微笑んで、理央の手を引いた。
(飯塚さんと、フリータイム…!)
心の中でガッツポーズをする。
理央は冴子の手に導かれるまま、一緒にホテルへと入り込んだ。
フロントを抜け、鍵を受け取って部屋に入る。
ドアが閉まった瞬間、柔らかな照明と甘すぎるルームフレグランスが二人を包み込む。
小さな部屋の中の、白いシーツに覆われた大きなベッドもまた、わざとらしい。壁際にはソファー。
薄暗い間接照明が、昼間のはずなのに不思議な夜の気配を漂わせていた。
理央は靴を脱ぎながら、胸の鼓動が早まっていくのを抑えられなかった。
冴子は何でもないことのようにソファーにバッグや買い物した大きな紙袋を置く。
二人のスリッパがかすかに動く音が、静かな室内に響いている。
理央も荷物の横に腰を落とした。
一瞬の沈黙が流れ、自分の呼吸音さえ耳に残る。
冴子はゆっくりサングラスを外し、髪をかき上げながら、まだ何も言わずに理央を見やった。
――もう目と鼻の先は、ホテル街。
食べ終わって、コンビニで適当に飲み物などを買う。先日の食事やホテルも、彼女が会計を済ませた。
さすがに今日は意地でもと、理央が会計を払う。
「――ありがとう。よかったのに」
ホテル街を歩きながら冴子が言う。
コンビニの袋をひょいと取り上げた。冴子はやはり優しい。
「いや、だってこの間の……飲みも、ホテルも」
「上司が食事誘ってるんだから、当然じゃない?」
大人びて笑う冴子に、理央の胸が高鳴る。だが、これほどまでプライベートに割り込んできても、上司としての立場を崩さないことも同時にわかる。
「――多分佐藤くん、普段ホテルは……長居しないでしょ? さっと済ませるタイプだと思うんだけど」
「え? あ、はい、そうです」
顔を赤らめながら、馬鹿正直に答えてしまう。
「あたしと長い時間は、嫌?」
何でもないことのように、淡々と冴子は尋ねる。理央が普段通りに短い時間でいいと答えたら、おそらく彼女はそうするのだろう。
「や、やじゃない……」
「じゃ、フリータイム」
冴子は微笑んで、理央の手を引いた。
(飯塚さんと、フリータイム…!)
心の中でガッツポーズをする。
理央は冴子の手に導かれるまま、一緒にホテルへと入り込んだ。
フロントを抜け、鍵を受け取って部屋に入る。
ドアが閉まった瞬間、柔らかな照明と甘すぎるルームフレグランスが二人を包み込む。
小さな部屋の中の、白いシーツに覆われた大きなベッドもまた、わざとらしい。壁際にはソファー。
薄暗い間接照明が、昼間のはずなのに不思議な夜の気配を漂わせていた。
理央は靴を脱ぎながら、胸の鼓動が早まっていくのを抑えられなかった。
冴子は何でもないことのようにソファーにバッグや買い物した大きな紙袋を置く。
二人のスリッパがかすかに動く音が、静かな室内に響いている。
理央も荷物の横に腰を落とした。
一瞬の沈黙が流れ、自分の呼吸音さえ耳に残る。
冴子はゆっくりサングラスを外し、髪をかき上げながら、まだ何も言わずに理央を見やった。

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