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僕の愛する未亡人
第15章 欲しがる未亡人 本間佳織④
佳織はゆっくりと顔を上げる。
目を潤ませて、今にも泣いてしまいそうだ。
その表情を見た冴子の中に、ぞくぞくと優越感が沸き起こる。
「あとで……ゆっくり本間さんのことも、させて」
「ん……っ」
親指が耳を焦らすように撫でたかと思うと、耳の軟骨に沿って舌が這わされる。
「ここの突起……クリみたい」
穴の入口にある小さな突起を舌でつつくと、冴子は言う。
耳の形をそんな風に考えたことがなくて、佳織の腹の奥にじんわりと熱が広がる。
「クリも丁寧に……舐めたい」
耳の穴や、入口にある突起を丁寧に舐めながら、冴子が囁く。耳の奥に冴子の吐息が響いてしまう。
「も、もぉ……言わないで、だめ、し……たくなっちゃ……んんっ」
「あとですればいいじゃないですか、ふふ……時間、たくさんあるんだから。もうきっと……びしょびしょでしょ?」
かぁあっと佳織の顔が熱くなる。
その時、扉の向こうでシャワーの水音が止まった。
「……タイムリミット来ちゃったな。もっと、いじめたかったのに」
冴子は妖しく微笑むと、我慢できなさそうに、佳織の体を再び抱きしめる。
冴子の甘い吐息が耳の奥にまで流れ込んできた。
「本間さんと、したい」
「あ……そうやってからかう……」
目を泳がせながら、佳織は言った。
「からかってないですよ。本間さんと同じ気持ちです」
冴子は頬に唇を押し当てると、体を離して立ち上がり、バスルームへ向かった。
「……わーっ、何で途中で入ってくるんですかっ!! ちょっと!」
「なーに今更恥ずかしがってんの」
そんなやりとりが聞こえてきた。
しばらくしてバスルームから白い湯気がふわりと流れ出た。
バスローブ姿の理央は少し照れくさそうに佳織を見た。
「……なんか、楽しそうだったね」
佳織が言うと、理央は「むぅ」と口を尖らせて、佳織の隣に腰を下ろす。
「飯塚さんの馬鹿、僕だってさすがに緊張してんのに」
濡れた襟足をいじりながら、理央は佳織を見つめる。
佳織も…心臓の鼓動を落ち着けようと深呼吸する。この部屋には、もう戻れない何かが確かに生まれていた。
目を潤ませて、今にも泣いてしまいそうだ。
その表情を見た冴子の中に、ぞくぞくと優越感が沸き起こる。
「あとで……ゆっくり本間さんのことも、させて」
「ん……っ」
親指が耳を焦らすように撫でたかと思うと、耳の軟骨に沿って舌が這わされる。
「ここの突起……クリみたい」
穴の入口にある小さな突起を舌でつつくと、冴子は言う。
耳の形をそんな風に考えたことがなくて、佳織の腹の奥にじんわりと熱が広がる。
「クリも丁寧に……舐めたい」
耳の穴や、入口にある突起を丁寧に舐めながら、冴子が囁く。耳の奥に冴子の吐息が響いてしまう。
「も、もぉ……言わないで、だめ、し……たくなっちゃ……んんっ」
「あとですればいいじゃないですか、ふふ……時間、たくさんあるんだから。もうきっと……びしょびしょでしょ?」
かぁあっと佳織の顔が熱くなる。
その時、扉の向こうでシャワーの水音が止まった。
「……タイムリミット来ちゃったな。もっと、いじめたかったのに」
冴子は妖しく微笑むと、我慢できなさそうに、佳織の体を再び抱きしめる。
冴子の甘い吐息が耳の奥にまで流れ込んできた。
「本間さんと、したい」
「あ……そうやってからかう……」
目を泳がせながら、佳織は言った。
「からかってないですよ。本間さんと同じ気持ちです」
冴子は頬に唇を押し当てると、体を離して立ち上がり、バスルームへ向かった。
「……わーっ、何で途中で入ってくるんですかっ!! ちょっと!」
「なーに今更恥ずかしがってんの」
そんなやりとりが聞こえてきた。
しばらくしてバスルームから白い湯気がふわりと流れ出た。
バスローブ姿の理央は少し照れくさそうに佳織を見た。
「……なんか、楽しそうだったね」
佳織が言うと、理央は「むぅ」と口を尖らせて、佳織の隣に腰を下ろす。
「飯塚さんの馬鹿、僕だってさすがに緊張してんのに」
濡れた襟足をいじりながら、理央は佳織を見つめる。
佳織も…心臓の鼓動を落ち着けようと深呼吸する。この部屋には、もう戻れない何かが確かに生まれていた。

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