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僕の愛する未亡人
第14章 欲しがる未亡人 本間佳織③
「あ……」

理央は目を閉じたまま、その声に、指先に体を委ねている。

「ストッキングも……そんなに高いものじゃないから、汚しても大丈夫。ネクタイも…好きに使っていい」

佳織は耳元で囁きながら、ネクタイを緩め、襟元から抜いた。
シュッと衣擦れの音が理央の耳に聞こえる。理央の呼吸が浅くなる。
目を開くと、切なげな佳織の表情があった。

「たくさん……していいけど……避妊だけは、して……?」

「ぼ、僕、それはかかさないから、大丈夫っ……持ってるし」

「ふふ、遊び人」

佳織の柔らかな弾力が唇に押し当てられる。

「あと……これも使って?」

枕の下から佳織が恥ずかしそうに取り出したのは、小さなハンディーマッサージャーだった。
ひとりで慰めているのだろう。
思わずその姿を想像して、口をパクパクさせる。

「ほ、本間さん、ひと、ひとりで……」

「夫が亡くなったあと……寂しかったから」

視線を外して、佳織はベッドのシーツを撫でた。
その寂しさを慰めるのが自分なのだと思うと、胸が締め付けられる。理央はたまらなく嬉しかった。
太ももに這わせた手を、理央はゆっくりとさする。

「ん…」

佳織が短く声を上げた。
タイトスカートの裾まで指先を滑らせて、そっと布の内側に指を侵入させる。
肌色のストッキングの光沢が艶かしい。
その指の動きに応えるように、佳織は理央に体を預けた。
冴子の締まった脚も魅力的だが、年齢特有の肉感的な肌に指が沈む様はいやらしい。

「本間さん……着痩せしますよね」

「ん、ん……ごめん……体、綺麗じゃなくて」

「違う、すごくエロい」

奥まで滑らせた指先で、爪を立てて手前に引くと、佳織の体がびくびくと震える。

「ん、今日……お仕事、集中できな……かったの、エッチしたくて……んん」

「そうなの……?」

真面目な佳織がそんな風に思うなんて。理央の鼓動が速くなる。

「昨日から……ずっと…なの。ひとりで、シたけど…ダメで」

「何したの?」

「意地悪、分かってるくせに」

佳織は甘い吐息を吐き出しながら、理央のシャツ越しに、胸元を、腕を撫でていく。

「は……ぁ、胸……触りなが、ら…オモチャで、したよ……言わせないで……今日は、佐藤くんにして欲しい」

理央は佳織の太ももから手を離して、シーツに落とされたネクタイを取ると、佳織の手首を後ろ手に縛る。
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