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池袋ウエストゲート・ラブホテル〜追われる美女の事情(わけ)
第4章 美女の羞恥プレイ
 ブーツを履いたままの足を片方ずつ上げ、つま先からスカートを抜いた。

「靴は履いたままなのね」
「そうだ。まだ脱ぐな」
「うん……下着は?」
「そのままで。さあ。やって。美しいきみのみだらな姿を、恥ずかしいオナニーを見せてくれ」
「……エッチ」

 そう言いつつも、白い肩にかかった長い髪を後ろに跳ね上げ、その手を胸へと、レースで縁取りされたピンク色のブラジャーを盛り上げている二つの隆起を手のひらで下から包んだ。ゆっくりと、さすったり揉んだりする。

「僕の目を見ながらやるんだ」
「そう言われても……」
「背中を曲げるな。気分を出してセクシーにね」

 羞恥からどうしても伏目がちになる美女娼婦の視線を、こちらへ向けさせる。

 この程度で恥ずかしがるとはまだまだウブな娼婦だ。ミカの客の男どもは「イヤ」と言われたら大人しく引き下がっていたようだが、はっきり言って甘い。

 ミカの、赤いマニキュアを塗った指が広がり、ブラジャーごと乳房を柔らかく揉んでいる。胸の谷間が寄ったり開いたりする。片方の肩紐がスルッと落ちる。それを直そうとしない。
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