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第3章 完:司社長のもうひとつの顔と秘密

ピリリ～♪いいところで邪魔が入った。誰だよーースマホの画面を見ると"REI"と表示されていた。

「もしもし？あぁどうした？今から？今忙しいから後にしろよ。助っ人だなんてダルいし面倒くせぇんだよ。あーはいはい分かったよすぐ行く」

と適当に返事して通話ボタンを終了したら捺奈がオレを見つめていた

「悪いな仕事の電話来てさ。お仕置きはまた今度な？」

「待ってください！私はどうすればーー」

「脱ぎたければ脱いでいいぜ。オレは野暮用で帰れないんだよ。」

「私も行きます！私は社長の専属メイドです。勝手について行きます！」

「は？ついて行くってーー本気か？」

「本気です!社長の命令を何でも聞くと約束したからーーお願いしますご主人様」

「ふぅん。勝手にしろよ。早く支度しろーーもしかしてメイド服のままでついて来るつもりか？」

「あ。この服好きです私ーーついでに社長も」

「おい。ついでにってなんだよ～。まぁいっか。車で行くから早く来いよ」

「は～い」

さっきまでこわがってたくせに調子狂うじゃないか。今日は楽しくなりそうだな