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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第38章 番外編 その2 『私』の誕生日②

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2025年8月31日
いつもの時間に…アラームで目を覚ました。
『巴、おはようございます。
朝食の前に朝の散歩がてら
八坂神社行きましょうよ』
お宿からは…八坂神社は
歩いて3分の距離で、
お参りは24時間いつでも出来るから。
朝の人が少ない時間に
八坂神社に行こうと旦那さんが言って来て。
洗面を済ませて着替えて
お化粧をして身支度を整えて。
ぎをんの月を出発した。
まだ6時台なので…
車通りもそこまで多く無くて。
お店もまだ営業してないから
ランニングをしてる人とか
ウォーキングをしてる人を見るぐらいで
観光客らしい姿も見えない。
八坂神社の象徴でもある
西楼門の前で記念撮影をして。
こっち側の入口が大きな道に
面してるから正面玄関ぽいけど
こっちは…正門じゃなくて
南楼門が正門なのだそう。
爽やかな朝の空気を感じながら
境内を歩いて行くと舞殿と
本殿が見えて来て
確かに建物の向きを考えたら
あっちが正面だなって納得しつつ。
『そう言えば…舞殿で舞う
シーンもありましたよね?国宝で』
どこの神社の舞殿かは分からないけど
八坂神社の舞殿も立派で。
お店の名前がはいった提灯が
沢山吊り下げられている。
舞殿の前にある手水舎で
手と口を綺麗に清めて。
本殿にお参りをした
地元の人らしいおばあさんが
お参りをしていて。
私達に声を掛けて来てくれた
おばあさんが教えてくれたのは
本殿の横にあるいくつかの
小さなお社の1つに
美肌に効果があるお社があって。
美御前社と言う如何にも
美容にご利益がありそうな…
お社の前に美肌水と刻まれた石碑と
ちょろちょろと湧き出ているお水があって。
おばあさんが言うにはこのお水を
お肌に2、3滴つけると
美肌になるのだそう。
おばあさんは毎日このお水を
お肌に付けてるから
ファンデーションなんて塗って無いよと
言って笑ってたけど。
お肌は本当に綺麗だったから
ご利益ありそうだなって思いながら
そのお社にもお参りをして。
参拝を済ませた後は
またお宿まで歩いて戻って来て。
昨日夕飯を頂いた
お食事処で朝食を頂いて。

