この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
火照るあなたの横にある小説
第1章 明かりのむこうに
【深夜のささやき】
照明を落とした書店の中、灯と澪は並んで座っていた。
本もページも開かれていない。ただ、互いを感じるための時間が流れていた。
「さわってもいい?」
灯の問いかけに、澪は静かに頷く。
指が首筋に触れ、澪の呼吸が一瞬止まる。
そこから胸元へ、ゆっくりと滑っていく。
柔らかな感触、繊細な震え。
「きれい…」
灯の吐息が、澪の耳元をくすぐる。
甘い疼きが、身体の奥に広がっていく。
澪の手が灯の背にまわる。
肌越しのぬくもりに、鼓動が早まる。
照明を落とした書店の中、灯と澪は並んで座っていた。
本もページも開かれていない。ただ、互いを感じるための時間が流れていた。
「さわってもいい?」
灯の問いかけに、澪は静かに頷く。
指が首筋に触れ、澪の呼吸が一瞬止まる。
そこから胸元へ、ゆっくりと滑っていく。
柔らかな感触、繊細な震え。
「きれい…」
灯の吐息が、澪の耳元をくすぐる。
甘い疼きが、身体の奥に広がっていく。
澪の手が灯の背にまわる。
肌越しのぬくもりに、鼓動が早まる。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


