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巫女は鬼の甘檻に囚われる
第3章 注がれる淫らな妖気

巫女を抱えた鬼が屋敷に戻ると、バタンとひとりでに戸が閉まる。
光のない暗闇を進み目的の部屋に到着すると、またひとりでに四方のロウソクに火が灯った。
「はぁっ‥‥はぁっ…‥はぁっ‥‥‥」
鬼は床に巫女を横たえさせ、覆い被さる。
苦しそうに呼吸する彼女を嘲笑いながら、巫女服の衿を掴んで左右にひらいた。
「…ッ‥//‥‥ゃ‥!やめてくだ……さい……!」
当然慌てた彼女だったが、身体が妙に重たく、動きが鈍くなっていた。熱に浮かされたときのような倦怠感だ。
(うまく、動けない、どうして……!?)
「……俺の妖気を注いだからな」
「‥‥??」
「普通であれば死ぬ。だがお前のような霊力の強い人間は…より強い妖気を注がれた時、酒に酔ったように身体が熱を帯びるらしい」
「そん、な」
「熱いのだろう?俺が脱がせてやる」
袴(ハカマ)の紐もゆるめられ、上衣が完全にはだける。その下に着ている白い肌襦袢の合わせも割られると、みずみずしい乳房がまろび出た。
「きゃあっ!‥おやめな…さいっ…!いったいっ…何のつもりですか」
「……」
「こんな‥ッ─…あっ‥//」
そこへ鬼は口を寄せ…舌を這わせる。おぞましい感覚に彼女は小さく悲鳴をあげた。
その悲鳴に混ざるどこか甘い響きを感じとり、鬼は鼻で笑う。
そして胸の頂きで震えている桃色の突起を口に含んだ。
「‥‥ぁっ」
ジュルルル..ッ
......チュルッ
「‥…ん//…く……ぅぅ」
鬼の…人のそれより長い舌が、熱い口内で突起に絡まり、たっぷりの唾液を含んで舐めてくる。ざらざらと舌全体でなぞったり、ときに押し潰される。
ゾワゾワと込み上げる異変に怯えていると、反応を確かめるように突起を軽く吸い上げられた。

