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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第10章 実雅子の日常
実雅子がカップを受け取り、空いていたローチェアに座り、インカメラを起動させたスマートフォンを片手に座っていると、横を通り過ぎる男性の視線を感じる。どんな人が視線を送っているのかは、インカメラに映るから、それを確認している実雅子。

いろいろな男性が通り過ぎる。それほど混みあっているわけでもないのに、実雅子の横を通り抜ける人が多い。後期高齢者と思われる男性から、大学生風の20歳前後の男性まで。

さすがにカフェの中で声を掛けてくる男性はいなかったけど、顔を上げて、コーヒーを飲んでいると、妙に視線が合う男性が、チラホラ。

中には微笑みかけてくる男性もいた。まずまずの男前で、身なりもしっかりしたサラリーマン風だが、前髪をフワッとさせている男性。自信家なのか、実雅子に流し目を送って来た。年のころは、50歳くらい。三に井桁の社章は、三井物産?と思わせるが、似た社章は意外に多い。雰囲気は、三井物産の管理職でもおかしくないくらい知的で上品な男性。なんとなく、数年後の夫を思わせる雰囲気。でも、それが、気に食わなかった実雅子。

気分的に、恋人気分とかそういう雰囲気を楽しむより、刺激が欲しかった実雅子。とはいえ、ナンパされてついていくのは、浮気・不倫の類。それは、夫への義理としてできない。そう、さっきの店員くらいの反応がいい。

その男性とは反対側のカウンターテーブルでハイチェアに座って、こっちを見ているオジサンは、同じ年代かもしれないけど、脂ぎっていて、視線もエロい。首を45度左に振って、実雅子をジトッと見ていた。ニットワンピースが強調する胸の膨らみを舐めるように見る視線。ニヤッと笑う表情。身なりはしっかりしているとは言えない古びたジャンバーに、かぶっている帽子は、薄汚れた年季の入った阪神タイガースの帽子。恥も外聞もない、悪びれる風もなく、視線を這わす男性。
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