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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第23章 ゴルフ視姦会
困惑するしかない実雅子。男性たちがエロい視線を投げかけてくることは想定内だった。少なくともサランがユニフォームのゴルフウェアを持って来て以来、こうなることは想像できた。

ただ、同性が多かったことは自体、想定外。そのうえ、こんな睨まれるという展開も、想定外。そもそも、実雅子は、自分が同性から嫉妬される存在だと思っていなかったから。

成功体験より、失敗体験が、自己評価を下げることは誰しもあるが、実雅子の場合、やはり、研究者を目指しながら、壁にぶつかり、結婚を機に逃げ出したという自己嫌悪が心のどこかにあり、自己評価が異常に低かった。そのうえ、年々、太り。しかも、不妊がトドメで、自己肯定感すらマイナスの状況。

夫の義隆との関係は、表面的には『円満』でも、やはり『夜の営み』がないという状況は、性的欲求、承認欲求が慢性的に不満となるだけでなく、自己肯定感も低下させていました。

その意味では、男性たちのエロい視線は、実雅子の自己肯定感を高め、承認欲求を満たすものでした。また、性的な刺激にはなっていました。

しかし、同性に睨まれるという状況は、今までにはなかった経験でした。ただ、男性が自分に視線を送ることで、その男性と関わりのある女性が怒るという経験は、先日のサランとのリッツカールトンでの男性が実雅子の方を見ていたことで、女性が怒って立ち上がってしまうということで経験済みでした。でも、あのとき、女性の怒りの矛先は男性であって、実雅子ではありませんでした。

今回は、女性たちの怒りの矛先は、実雅子に向いていることが、先日とは違いました。

もし、実雅子が自己肯定感の高い女性であったなら、

    私は貴方たちとは違う。
    魅力的だから男性の視線が集まるの!
    睨むって、嫉妬?
    バカじゃない?

と、なったかもしれません。しかし、実雅子の自己肯定感は、低いこともあり、実雅子の性格が、高飛車でないこともあり、

    どうして睨まれるの?
    私、怒られるようなことをした?
    私はどうすればいいの?

と、いう困惑が実雅子の心の中に広がるとともに、自己肯定感が低下。
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