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愛の時間 ○○連発
第20章 自分を買ってくれる女

洋介は股間のイチモツをギュッと鷲掴み
『がんばれよ』と心の中でつぶやいた。

エレベーターに乗り込み
3階のボタンを押すと
心臓が早鐘のように打ちまくった。

まさか部屋に入ったとたん、
怖い男がいて
金を巻き上げられたらどうしよう…

いや、それならばまだ未遂なのだから
うまく口実をつけて逃げればいい

しかし事の最中に現場を押さえられたら
それこそアウトだな…
まあ、なるようになれだ!

3階に到着した電子音を聞きながら
洋介は覚悟を決めた。

部屋のチャイムを押すと、
すかさず扉が開き 「早く入って…」と
促された。

「お邪魔します」

洋介が入ると、女は素早くドアを閉めて
チェーンキーを施した。

そして振り向きざま洋介に抱きついてきた。

さっきまでの女が豹変してしまった行為に
洋介は事情がつかめずに呆然と立ち尽くした。

「ごめんなさい…人目があるから
ツンケンな態度をとってしまって…」

彼女が事の成り行きを語りはじめた。

彼女は小さいながらも
アパレル関係の会社を経営していると言った。

東京にはその関係で商談に訪れたのだと…

このホテルにはフロアこそ違えど、
会社の部下も連れてきているものだから
逢瀬を目撃されることに抵抗があったのだそうだ。

「メールに主婦と書いていたから
お仕事をされていないのかと思いましたよ」

「ごめんなさいね、
でもOLと書くには抵抗があったし、
ましてや会社経営者なんて書いたら
あなたに敬遠されるかと思ったの」

「そうだったんですか…
直接にルーム番号を言ってくれれば
もっと人目を避けてくることもできたのに」

「直接は怖かったの…
だってあなたがどんな方かわからなかったし
好みでもない男性を
部屋に入れたくなかったんですもの」

そう言って彼女は頬を染めた。
ということは、
俺は彼女の
ストライクゾーンに入ったってわけか…

彼女は洋介を見上げて目を閉じた…
キスのおねだりをしているのがわかった。
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