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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第15章 リハーサルメイクの日

今日は泊まるって言っていたし、
旦那さんのお誘いにありがたく
お昼からビールを飲む事にして。
『ここでつまみは軽くして
後で、牡蛎も行きましょうよ』
そう言って上を指差して、
要するにモザイクでハシゴを
するつもりでいるみたいで…。
The Oyster Bar KOBEに
この後牡蛎を食べに行く予定だ。
『あ、あっちが良いですか?』
あっちと指差した方角は
モザイクの向こう側で
牡蛎を食べるならあっちの
アトアの下にあるフードホールで
生ガキとパエリアが食べられるお店があって。
そっちにしますかって言って来て。
アトアの1階のあるフードホールは
VOYGAE KOBEさんと
打ち合わせするビンテージ風の
相談カウンターがある場所でもあって。
アトアの1階のあたりが、
結婚式の当日はゲストの控室になるみたい。
『あっちがいいって顔してますね、
じゃあ、こっちでビール飲んで
あっちに生ガキ食べに行きますか』
上にあるオイスタバーにも
旦那さんとは行った事あるんだけど。
アトアの年パスを持っているので
ついでにアトア行っても良いなって
思ったからホップスタンドの後は
アトアの方に行く事になった。
ホップスタンドのテラス席で、
ビールの4種類の飲み比べセットを
旦那さんは頼んでいて。
私は普通に季節のビールを頼んで。
お任せ焼き鳥6本セットと
自家製のピクルス
シャルキュトリー4種盛り合わせを
注文して彼と乾杯する。
『ああ~!マジで美味いですね。
夜のビアガーデンもいいですけど、
明るい時間のテラス席ビールも
今日の気温だと最高ですね…!』
「うん、そうだね…。
クラフトビール美味しいね…」
私と旦那さんがお付き合いする
きっかけになったコンチェルトでの
トワイライトクルーズの時にも
このホップスタンドには来ていて。
「あ、そうだ…あの時に行った
三宮の天ぷらバルまた行きたいね」
『ああ、あの小さい店ですか?
良いですよ、明日行きますか?
巴が行きたいんだったら予約しますよ』
そう言ってすぐにスマホで
公式のサイトからお席を予約してくれて。
『あの…壁際の2人席予約しましたよ』

