この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
感情の欠片
第1章 過去
カズミの表情は、ドラマや映画で見たことがあった。
恋をしている時の、あの表情だ。
ただ、それを目の前で実際に見るのは初めてだった。

観察を続ける必要があると感じた。
(キスの時、あんな表情をすればいいのか……)

下校の道すがら、カズミは何度もその男子からキスをされていた。
そのたびに彼女は、恥ずかしそうに、あるいは少し呆けたような顔をしていた。
キスを拒んではいるものの、その表情にはどこか嬉しさが混じっているようにも見えた。
一方、男子はキスできたことに満足している様子だった。

なるほど、と納得した。
やはりカズミはいい先生だ。
また一つ、新しい感情表現を教えてくれたのだから。
/41ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ