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微熱に疼く慕情
第6章 【耽溺していく欲情】







「隼人さん、今週の土曜日は……ちょっと用事があって」


「……わかった、じゃ、日曜日も……休もうか」



本当ならそうして頂けると有り難いのだけど
付き合ってる手前、変に誤解されるのは面倒なので
そっと寄り添って抱き着いちゃう



「日曜日は……本音を言うなら、ご飯だけでも、会いたいです」



そう言って顔を上げるとホッとしたような顔
「焦ったぁ、俺もそれ言おうか迷って……」って
本音と建前で揺れちゃいますよね、恋愛してると



「何で遠慮するんですか……本当にダメな時はちゃんと言いますから、私は一目見るだけでも良いから会いたいです」


「うん、俺も……ちゃんと顔見て抱き締めたい、会社じゃ出来ないから」



何だ、すっかり恋人出来てるじゃないですか
私にも出来るんだ、そういう感情、思い出してきた気がする
触れ合って愛を囁いて、安心を与える
そんな当たり前の事が出来なくなってきたら、それが潮時
まだ私は、先輩にどんな未来を贈るのか……
明確には見えていないけど、いつかは決断しなければならない時が来る事だけははっきりしている








約束の土曜日
迎えに来た車で向かった先は、あの人の待つスイートルーム
始めから覚悟していましたよ
きっとあなたは、もう私を飼い慣らしたつもりで居るんでしょう
その首輪も、リードも拒まない
一糸纏わぬ姿になって何だって捧げる
あなたの前では、私は完全に牝犬になる
涎を垂らしてフェラチオします
あなたの形や硬さ、匂いは全て覚えている



「美味いか、一華」


「はい……明島さんのおちんちん、美味しいです」


「良い顔だ……続けて」


「んん……はい」



仁王立ちする明島さんの前にしゃがみ込みノーハンドでご奉仕していた
すると後ろから……





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