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第4章 食事会

【１】
いつものように先に寝室に入ってベッドに横になった萩子は、そのまま眠りにつかずに貴之が来るのを待っていました。
（今夜、貴之さんに抱いてもらわないと・・・）
隣の、誰もいないベッドを見ます。貴之はお風呂の後、今夜も書斎に籠もっていました。
（貴之さんに、どう言って誘おう・・・）
途端に緊張で、胃がキリキリと傷んできます。
萩子は初めて自分から貴之をセックスに誘おうとしていました。