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第17章 職場の後輩に犯される

「あああん‥ｯｯ‥」


　ガクンガクンと大きく揺れて力尽きた彼女は彼の胸に崩れ落ちた。

　息も絶え絶えに震えている。

「はぁ…っ…うっ……せん、ぱい…！」

　後輩はその身体を優しく抱きしめ、汗に濡れた髪を撫でながら囁いた。

「先輩っ……俺のことちゃんと見てくれましたよね？」

「‥‥ぁ‥ｯ‥‥はぁ‥‥、はぁ‥‥！」

　彼女は何も答えられなかった。ただ、後輩の温もりと熱い視線を感じながら、複雑な感情が胸を締め付ける。

　依然として、爆発寸前の硬い屹立は腹の中に残っている。その血流さえ感じ取れそうなほどに、深く繋がった二人──。

　少しでも腰を動かせば…淫らな声が漏れ出そうだ。


「───……キス‥‥し て」

「……っ」


　彼女は顔をあげて、目の前の彼にそう告げた。









（終）