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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第15章 イメクラの講習ーサトル店長ー
どこか後ろめたい気持ちのある、いやらしい姿の記憶に、心結はぼんやりとしていた。

「緊張するのはわかるけど、頑張ろうね?」

サトル店長の声に、意識がこちらへ戻ってくる心結。

「すいませんっ。次は私が脱ぎますね?」

制服のブレザーのボタンに手をかけると、サトル店長が手を押さえる。

「そこはお客さんと相談するんだよ?
心結ちゃんの制服を脱がせたい人もいるし、脱いでる心結ちゃんを見たい。って人もいるからね?だから1度聞いてあげて?」

心結はそっと目を閉じると、明るい女子高生の演技に没頭した。

ニコッと笑顔を見せて、サトル店長の目を見つめた後、上目遣いで覗き込む。

「男の人とシャワーを浴びるなんてドキドキするよぉ……ちょっと制服を脱ぐから待っててね?」

そう言って、ブレザーのボタンに手をかけた後、サトル店長が何かを口にするまで、動きを止める。

脱がせたいなら、何か言うはず……

脱ぐのが見たいなら、何も言わないはず……

何も言わないので、心結は恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。

「えへへ……私ちょっとドジだから、ボタン外すのちょっと苦手なんだ~」

「そっか~。ドジっ娘って可愛いよね~?」

ドジっ娘とは、アニメに出てくるコーヒーをひっくり返したり、よく転んだりする面倒な女の子。

そういうキャラが好きな事をドジっ娘萌えという。

心結はブレザーとブラウスを脱いで、サトル店長に背を向けた。

「背中って手が届かないから、ホックをはずしてほしいな~?」

手が届かないわけがない。

ただこうしてコミュニケーションを取っていく心結に、サトル店長は目を細めて褒めてくれた。

「そういうの可愛くていいと思うよ?お客さんとのコミュニケーションの取り方上手だね?」

「ありがとうございますっ」

こうして自分で裸になって、一緒にシャワールームへ入った。



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