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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第8章 オークションの舞台裏
心結が覚悟を決めてそう言った瞬間、甘ったるい女の子の声が聞こえてきた。

「ねぇっ!!優斗っ。姫のタバコが無くなった~。買ってきてよ~」

突然そんな事を言ったのは、ピンク担当の女の子。

姫(ひめ)22歳。

芸歴。ほぼ年齢。
赤ちゃんモデル。子役。
大人数のメジャーアイドルにも在籍した経験を持ち、今の小さな事務所を何年も支えてきた功労者。
ツインテールの似合う小柄な美少女だ。

そんな姫に困惑した様子の優斗は、丁寧に話す。

「ちょっと今、取り込んでまして……少しお待ちください。姫様……」

「むりむりーっ!!タバコが無いと、姫ちゃん死んじゃうよ~」

誠社長も姫には頭が上がらないようで、すぐにタバコを買いにいく準備を始める。

「買いに行くからちょっと待ってくれ」

「はやくっはやくっ!!3分でここを出ていかないと、姫は拗ねちゃうぞ~」

今の状況を全く理解していない様子の姫は、心結を見下ろした。

「ん~?なんで黄色泣いてんの?コイツ一人で、毎日1万人のオタクを呼んだりできないの~?
そうすれば、姫にも客が流れてきて、もっとホストに貢げるのに~っ」

甘ったるい声で、不快さはあまり感じないが、この状況でムチャクチャ言う姫だった。

「毎日1万人は無理なんだよ。メジャーなアイドルが1万人呼べるのは、半年か1年に1度のライブツアーしかないからなんだ。
うちみたいにライブを月に20回以上する地下アイドルは、集客1000人を何回もこなしていくんだ。
それに簡単に大きな会場も借りれないから」

出掛ける準備をしながら、説明している社長に対して、楽しそうに話す姫。

「姫にはよくわかんないよ~。
この黄色がペロペロちゅっちゅっ~ってするだけで、10万の価値があるなら、社長はすっげー儲かるじゃんっ!!それで大きな会場を作ろうよ~っ」

姫はどこまでもメチャクチャだった。


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