この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第89章 貪愛瞋憎(どんないしんぞう)
日暮の最初の公算では、自らの『にゃんこーず』と九条の『白鷺姫』を駆使すれば程なくして見つかるだろうと考えていたのだ。しかし、ここまで見つからないとなると・・・。少なくとも道を普通に歩いているということはなさそうだ。外にいて機動力と知覚力に優れている白鷺姫の目をかいくぐれるとは思えない。

だとすると、建物の中に閉じこもっているのか、それとも・・・
閉じ込められている・・・?

そんな最悪の事態が頭をよぎり、背筋がブルリと震えた。

その時、塔屋の扉が開き、息せき切った田久保が屋上に上がってきた。

「はあ・・・はあ・・・
 て・・・手がかりを見、見つけましたあ!!」

そう言って、ごろりと横になった。
/1348ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ