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第39章 ２０２４年１２月１６～２０日

いつも行くスーパーに
凄い少量の…お1人様にピッタリな
チーズフォンデュのレンジ対応の
カップに入ったチーズが売ってたから。

エビとか…グラタン用と…
チーズフォンデュ用に分けて
冷蔵庫にある…使えそうな野菜を
ボイルして置いて、ホットプレートを
用意して…チーズ足りないかもって
心配になったから、グラタンの残りの
ピザ用のチーズと白ワインとで
売ってたチーズを一緒に溶かしちゃって
ココット容器でホットプレートに置く事にした。

「偶には…これも使わないとね…」

家にあった…ミニトマトの
サラダに使った残りとか
グラタンのブロッコリーの残りとか
じゃがいもも…残ったのを
チーズフォンデュの具材に流用して。
冷凍のアスパラが冷凍庫にあったから
買って来たベーコンで巻いて置いた。

ガチャガチャと玄関のドアが
開く音が聞こえたから
玄関まで旦那さんを出迎えに行って。

「港斗、おかえりぃ～」

『はい、帰りました。
あ…、今日はホットプレート使うんですか？』

「うん、グラタンとチーズフォンデュだよ…」

『なんか、パーティーみたいですね』

チーズフォンデュの具材は
もう下準備してボイルしてあるから
ホットプレートで温めながら
オーブントースターの中の
グラタンが焼き上がるまでの時間
チーズフォンデュをしながら待って。

『美味しいですね…』

「白ワイン…あるよ？」

『いいですね、グラタンにも合いそうですし』

「ちょっと待っててね、
グラスと一緒に持って来るから」

ワイングラスと白ワインを
一緒に持って巴が戻って来て。

旦那さんがグラスにワインを
トクトクと注いでくれて
チンと…グラスを合わせて乾杯する。

お腹もいっぱいになって、
一緒にキッチンで洗い物をして。
後は食洗器にお任せにするとして。

クリスマスツリーを眺めながら
コーヒーを一緒に飲んで。
食後のまったりタイムを過ごす。

隣に座っている旦那さんが
自分のスマホを眺めて居て。

『明日の天気、微妙そうですね…』

「荷物になっちゃうけど
傘、持って行った方が…良さそう…？」

『でも…傘…持って乗ると…
手荷物扱いになっちゃいますよ？』

「折り畳みが良いかもね…」