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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B

ビクッ!
なんでハヤトじゃなくて私に狙いを定めるの!?
「な、何っ!?」
つくづくワタリの思考回路が読めなさ過ぎて思わず身構える。
「顔が赤いが、熱でもあるのか?」
「え……赤い? それは……っ!?」
それは――――
ワタリのせいで心臓が落ち着かないから……
とは言えるわけない。
焦って口をパクパクさせていると、ワタリは目の前に片脚を立てて、膝まづいた。
この王子様シチュは、何事――――!!
更に頭の中が混乱してくる私の手にワタリの長い指が添えられて、手の甲を滑るようになぞりあげる。
「あっ……」
微かに掠めていく感触がくすぐったくて、ハヤトが居るのにも関わらず妙な声を零してしまう。
「何してんだ、ワタリ?」
「黙ってろ」
私とハヤトの反応なんてお構いなしに、ワタリは私の手首を掴んできた。
なんでハヤトじゃなくて私に狙いを定めるの!?
「な、何っ!?」
つくづくワタリの思考回路が読めなさ過ぎて思わず身構える。
「顔が赤いが、熱でもあるのか?」
「え……赤い? それは……っ!?」
それは――――
ワタリのせいで心臓が落ち着かないから……
とは言えるわけない。
焦って口をパクパクさせていると、ワタリは目の前に片脚を立てて、膝まづいた。
この王子様シチュは、何事――――!!
更に頭の中が混乱してくる私の手にワタリの長い指が添えられて、手の甲を滑るようになぞりあげる。
「あっ……」
微かに掠めていく感触がくすぐったくて、ハヤトが居るのにも関わらず妙な声を零してしまう。
「何してんだ、ワタリ?」
「黙ってろ」
私とハヤトの反応なんてお構いなしに、ワタリは私の手首を掴んできた。

