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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「――――っ!!」
ワタリが歩いたのはほんの数歩でしかないのに、足から伝わってくる振動は確実に肉杭を私の奥へ打ち込む。
グイ……グイ……グニュゥ……
肉壁が押し広げられた途端、目の前に光の点滅が起きる。
「あ……ぁぁぁ……」
脳みそがミキサーにかけられたんじゃないかって思うくらい、頭の中がグルグルと回ってきた。
眩暈がして点滅していた光は一気に砂嵐へと変わって、視界を閉ざし始める。
恐るべし……
凄い威力だ……
ビッグキャノン
――――字余り?
無意識に辞世の句まで読んでしまう。
意識がフェードアウトし始めると腕から力が抜けて、後ろに倒れる背中が空中ブリッジを築きそうになると……
トンッ!
背中が落ちる前に、壁に押し付けられた。
「あ……」
「こういう体勢も出来るように……壁に柔らかい生地が張ってあるんだ」
「…………うん」
真っ暗な闇に落ちていきそうだった意識に小さな明かりが灯る。
小さなサイレンのような耳鳴りが響く奥に、ワタリの低い声がズッシリと届いた。
ワタリが歩いたのはほんの数歩でしかないのに、足から伝わってくる振動は確実に肉杭を私の奥へ打ち込む。
グイ……グイ……グニュゥ……
肉壁が押し広げられた途端、目の前に光の点滅が起きる。
「あ……ぁぁぁ……」
脳みそがミキサーにかけられたんじゃないかって思うくらい、頭の中がグルグルと回ってきた。
眩暈がして点滅していた光は一気に砂嵐へと変わって、視界を閉ざし始める。
恐るべし……
凄い威力だ……
ビッグキャノン
――――字余り?
無意識に辞世の句まで読んでしまう。
意識がフェードアウトし始めると腕から力が抜けて、後ろに倒れる背中が空中ブリッジを築きそうになると……
トンッ!
背中が落ちる前に、壁に押し付けられた。
「あ……」
「こういう体勢も出来るように……壁に柔らかい生地が張ってあるんだ」
「…………うん」
真っ暗な闇に落ちていきそうだった意識に小さな明かりが灯る。
小さなサイレンのような耳鳴りが響く奥に、ワタリの低い声がズッシリと届いた。

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