この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼女はボクに発情しない
第9章 ボクと歌姫たちの三重奏

セミロングの髪の毛をハーフアップにしている。髪留めはいつもの金のホルンをあしらったものだ。上はややミルクっぽい色のパフスリーブのシャツ、ボトムはウォッシュアウトしたジーンズ地の少しゆったりしたパンツだった。
あまり荷物はないのか、肩から斜めに小さめの茶色いポーチをかけている。
飾らない感じが、奏によく合っている。
私服の奏はめちゃくちゃ可愛い。
ちなみにボクはというと、家に適当にあった、なんだかよくわからない樹が真ん中にどーんと描かれたスカイブルーのTシャツに黒のジーンズ、という色の取り合わせもくそもない服装だった。
家を出る前に、妹の風香がボクの格好を頭から足の先まで舐めるように見て、ため息をついていた。その時はなんだよ!と思ったが、こうして奏の格好を見て、失敗したことを痛感する。
でも、まあ、しょうがない・・・。
とりあえずボクらは連れ立って約束した場所に向かった。
集合場所は、駅からほど近い、サークル・ワンという複合アミューズメント施設だった。
あまり荷物はないのか、肩から斜めに小さめの茶色いポーチをかけている。
飾らない感じが、奏によく合っている。
私服の奏はめちゃくちゃ可愛い。
ちなみにボクはというと、家に適当にあった、なんだかよくわからない樹が真ん中にどーんと描かれたスカイブルーのTシャツに黒のジーンズ、という色の取り合わせもくそもない服装だった。
家を出る前に、妹の風香がボクの格好を頭から足の先まで舐めるように見て、ため息をついていた。その時はなんだよ!と思ったが、こうして奏の格好を見て、失敗したことを痛感する。
でも、まあ、しょうがない・・・。
とりあえずボクらは連れ立って約束した場所に向かった。
集合場所は、駅からほど近い、サークル・ワンという複合アミューズメント施設だった。

