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淫夢売ります
第47章 仮面の夜会/三夜目:レ・スクラーヴ
私は、その様子から目が離せなかった。
心臓が早鐘のように打つ。口の中がカラカラに乾いていく。
目が大きく見開かれ、泣きそうなほどに心がぐらついた。
なんで・・・なんで、なんで!?
何が、『なんで』なのかわからないまま、私の心はその言葉で埋め尽くされていく。その間もリュネールはピスケスを愛おしむかのように化粧を直していった。ファンデーション。チーク・・・薄めにアイシャドウ・・・最後にルージュを施す。
その全てをピスケスはうっとりとした表情で受け入れていった。
ルージュを引き終わったピスケスの唇に、リュネールがそっと口づけをする。満足そうなほほ笑みを浮かべて、愛おしむかのように、優しいキスだった。
はあ・・・はあ・・・
はあ・・・はあ・・・
心臓が苦しいほどに打つ。足に力が入らない。ガクガクと震えださないように、ぎゅっと手に力を込める。それでもなお、私は二人から目を離すことができなかった。
「リュネール、セーヌの準備ができたよ。観客もまあまあ」
「ありがとう、デューク・・・。さあ、ふたりとも行きましょう」
リュネールが立ち上がる。ピスケスの手を取ってトロアの部屋を出る。私はその後を震える足を引きずりながらついて行った。
心臓が早鐘のように打つ。口の中がカラカラに乾いていく。
目が大きく見開かれ、泣きそうなほどに心がぐらついた。
なんで・・・なんで、なんで!?
何が、『なんで』なのかわからないまま、私の心はその言葉で埋め尽くされていく。その間もリュネールはピスケスを愛おしむかのように化粧を直していった。ファンデーション。チーク・・・薄めにアイシャドウ・・・最後にルージュを施す。
その全てをピスケスはうっとりとした表情で受け入れていった。
ルージュを引き終わったピスケスの唇に、リュネールがそっと口づけをする。満足そうなほほ笑みを浮かべて、愛おしむかのように、優しいキスだった。
はあ・・・はあ・・・
はあ・・・はあ・・・
心臓が苦しいほどに打つ。足に力が入らない。ガクガクと震えださないように、ぎゅっと手に力を込める。それでもなお、私は二人から目を離すことができなかった。
「リュネール、セーヌの準備ができたよ。観客もまあまあ」
「ありがとう、デューク・・・。さあ、ふたりとも行きましょう」
リュネールが立ち上がる。ピスケスの手を取ってトロアの部屋を出る。私はその後を震える足を引きずりながらついて行った。

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