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淫夢売ります
第45章 仮面の夜会/三夜目:ゲリエール
「5秒以内って言ったじゃない?もう時間切れよ?・・・リノソンスはこのまま『おあずけの刑』よ?」

そ・・そんなぁ・・・

私は快楽と絶望があいまって更に頭を振り乱す。目元から涙がボロリとこぼれた。

「リュネール・・・可愛そうだよ。リノソンスが泣いてるじゃないか」
「あら・・・ほんと。はあ・・・しょうがないわねぇ」

電動マッサージ機をデュークに渡し、リュネールが耳元に口を近づけてくる。
彼女の発する甘い匂いが鼻腔をくすぐり、吐息が耳にかかる。

一度だけよ?チャンスは・・・。

そっと、耳元でリュネールが囁く。

『オマンコ』イカせてください・・・って、言えたら、ちゃんとイカせて、あ、げ、る・・・

そう言って、彼女は顔を引き離す。

「今度は5秒なんて言わないわよ?」

もう、我慢の限界だった。
高められるだけ高められた性欲が、肉の欲望が、
私の身体の内で爆発しそうになっていた。

名とか、立場とか、
恥ずかしいとか、
私らしさとか、
そんなものは吹き飛んでしまっていた。
ただただ、気持ちよくなりたい、それだけが私の心を支配していた。

だから・・・

「あああっ!お願い!・・・お願いしますぅ!!・・・オマンコ、オマンコ気持ちよくしてぇ・・・してください!!」

「はいよくできました・・・」

プツリ、となにかで私のパンティが切られる音がした。瞬間、私のヌルヌルに濡れそぼった秘所があらわになる。外気に触れた感触がした。

「ほら、前をご覧・・・みんなが、貴女のいやらしいオマンコを見ているから」

え?

その言葉で前を見る。
先程まで鏡だったと思っていたところが窓ガラスになっていた。
その外には、20人近い仮面を付けた男女がいる。皆、ソファに座って、グラスを傾けながら私のことをニヤニヤと見つめていた。

「いやあぁあ!!!」

羞恥心が発火するのと、電動バイブが私のクリトリスを直撃するのが、おそらく同時だった。

待ちわびた刺激が来たことで、私の身体は素直に反応し、何度も、何度も高く押し上げられ、絶頂する。

「イッてる顔、みんなに見てもらいましょうねぇ・・・ふふふふふ・・・」
「いやああぁ!!み・・・見ないでぇ!!!」

イク・・・イクイクイク・・・っ!!
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