この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼と同棲開始する話
第9章 ふたりだけの…バスルームにて
赤ちゃんが出来ちゃったから
入籍しましたって…なるよりは…。
入籍してから…の方が…って
そんな風に…思うんだけど…。
『そうですね…、確かに…
僕としては…結婚式は今年の秋か
来年の春ぐらいが良いかなって
そんな風に…は思ってるんですけど…。
同棲って…ズルズルとしてしまうと
結婚するタイミングを逃して
しまうってよく言いますし…』
両親の手前…あんな感じに
言いましたけど…と…
彼がこっちの身体を抱き寄せて来て。
『僕的には…その辺りの予定と言うか
計画は…してある…んですけど?』
「相談…は…してない…気が…」
同棲はしたいって言うのは…
もうずっと…聞いてたし
冗談みたいな感じにも、
私があのアパートで住むようになってからも
一緒に暮しましょうよ~って
ずっと彼は言ってたから。
私が…ずっと…まだ早いよって…
言って…先延ばし先延ばしに…
してた…って言う経緯はあるんだけど…。
『それに…僕は巴さんに…
ちゃんと、結婚式の事とか…
新婚旅行の行先とか…も…
相談してたじゃないですか』
そう言えば…彼は…船上ウエディング
したいって考えてるとか、
二次会的に…異人館を使いたいとか…
新婚旅行の行先も…前に…
相談された事はあるし…。
コンチェルトの…ブライダルフェアにも
検討中とは…あっちのプランナーさんに
話はしては…居たけど…。
行ったりとか…した…な……確かに…。
「じゃあ…もしかして…
いつまでって…同棲する期間も…
港斗くんの中ではあるって事?」
『そんな感じ…に思ってたんですか?
今までだってずっと…半同棲
生活してたじゃないですか』
今更何を…言ってるのかと
言いたげに彼に言われてしまって。
そうだった…この彼は…
私と…最初から…結婚する事を
視野にいれた…話しか…してなかった。
「結婚……する…の?」
『相手が…僕じゃ…ご不満ですか?』
「それは…こっちの台詞だよ…ッ
だって…私は…特別美人でもないし
スタイルだって…抜群って訳でもないし…
それに…何より…年齢が…ッ…」
『そんな事は…僕には関係ないですよ、
僕は…巴さんがいいんですし、
巴さん以外の女性とは
そうしたいとは思いませんから…』

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


