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君とセカンドラブ
第19章 ひとつ屋根の下で

「ねえ…遼太さん、起きて」
何度か葵に揺すぶられて
ようやく遼太は目を覚ました。
「おはよう…あなた…」
目を覚ました途端に葵からキスの嵐の洗礼を受けた。
おまけに微かに明日香の泣き叫ぶ声が聞こえてくる。
しかも、ゴトンゴトンと小さな振動も感じられて、最初は小さな地震かなと感じた。
「ね、聞こえる?
二階からよ…誠一さんと明日香がかなり激しいプレイをしているみたいよ」
明日香が二階に自分の部屋を作ってもらって
この家にやって来た当初は一階のこの寝室で誠一と葵がセックスしているのが聞こえると不快に感じていたように、二階でセックスをしているのが丸わかりなのだと気づかされた。
もしかして、父も葵もとっくに明日香と遼太が肉体関係を結んでいることを気づいていたのかもしれない。
そう思うと、必死に二人の関係を隠そうとしていた自分が情けなくなってくる。
「やっぱり相手が若いと、あの人も激しいセックスをするようになるのね」
「なんだい?嫉妬かい?」
そんな嫉妬を妬かなくても僕がいるじゃないかと
遼太は葵を引き寄せて強く抱擁してあげた。
「ねえ、二階からの悩ましい声を聞いていたら…
シタくなっちゃった」
わずかな時間でも深い眠りに入っていたからか、
朝勃ち状態で股間のモノがとても元気だった。
「じゃあ…僕たちも二階に負けずにしちゃう?」
こんもりと盛り上がった豊かなヒップを優しく撫で回した。

