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第5章 まさかの○◎登場!?

「サッちゃん。空を飛んで逃げればコイツらには追ってこれないわ」

ｻｷｭﾊﾞｽはコクっと頷いて飛び立とうとすると――

心肺停止の土手山が生き返りｱｰﾏｰｼｭﾅｲﾀﾞｰを握り締め立ちふさがった。

「テメェが、ｻｷｭﾊﾞｽの姉かッ!!姉妹で俺のガキ孕ませてやんョ」

土手山のナイフ、ｱｰﾏｰｼｭﾅｲﾀﾞｰが長いのにはワケがある。
ｱｰﾏｰｼｭﾅｲﾀﾞｰはナイフだが脇差し…小刀なのだ。

「俺の短剣捌き…味わうがいいわッ!!」

土手山は短剣道の構えをとり、ｻｷｭﾊﾞｽを左手で退けｴﾝﾌﾟｰｻにｱｰﾏｰｼｭﾅｲﾀﾞｰを突き立てた。
※左手で牽制、しりぞけ、どかす