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禁愛
第5章 葛藤

また女性の声が聞こえるんじゃないか・・・
聞こえたとしても、問いただす事すら出来ず他の男性に頼ってしまった自分を
責める事しか出来なかった。
しかし、この時・・・栞奈の中に小さな感情が芽生えていることに気づき始めていた。
その感情は、優の声を聞いているよりも、亨の声を聞いている方が安心できる気持ち。
優との電話よりも、亨と話している方が自分らしく居られるという気持ち。
その気持ちは少しづつ栞奈の中で大きくなっていく…。
『私には旦那が居る、不満は夜の生活以外は何も無い…夜の生活にしても
優の優しさは伝わってくるし、そこまで嫌!って気もしていない…
でも…立花君と再会して、私は少しずつ彼に惹かれている。
私はどうしたら良い?どっちも大切にしたいだなんて、贅沢よね…』
こんな事を考えながら、眠りについた。
聞こえたとしても、問いただす事すら出来ず他の男性に頼ってしまった自分を
責める事しか出来なかった。
しかし、この時・・・栞奈の中に小さな感情が芽生えていることに気づき始めていた。
その感情は、優の声を聞いているよりも、亨の声を聞いている方が安心できる気持ち。
優との電話よりも、亨と話している方が自分らしく居られるという気持ち。
その気持ちは少しづつ栞奈の中で大きくなっていく…。
『私には旦那が居る、不満は夜の生活以外は何も無い…夜の生活にしても
優の優しさは伝わってくるし、そこまで嫌!って気もしていない…
でも…立花君と再会して、私は少しずつ彼に惹かれている。
私はどうしたら良い?どっちも大切にしたいだなんて、贅沢よね…』
こんな事を考えながら、眠りについた。

