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dear大切な人~クリスマスの奇跡~
第6章 サンタさんお願い
ぶんぶん握った指を振り回されて、ちょっと痛い。
けどイヤじゃなかった。
「..みさとも..みゆき大好きぃ....」
そういうと、またちょっと笑った。
「ママもパパも、二人が大好き!」
4人でぎゅってして、久しぶりに4人で寝室に行った。
ママとパパに挟まれてぎゅって目を瞑る。
そして思い出して、急いで部屋に行った。
「お手紙..」
机の上にあった手紙を捨てようとひらくと、そこには..
「あれぇ?」
美里は不思議に思いながら、封筒にしまい、そのままにした。
また寝室に向かい、サンタさんを待っているうちに眠ってしまった。
ママとパパは眠るまで頭を撫でてくれた。
ーみゆきと ずっと いっしょ みさとー
悪魔さん、寒くないかなー?
ちょっと心配しながら、お礼をいった。
悪魔さん、ありがとう。
「どういたしまして。」
窓の外ではじっと悪魔がみていたのに気づかなかった。
「さぁて....シドくんたちの邪魔でもしにいくか..」
そういってパチンと消えた。

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