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第4章 優菜



・・・幸田さん・・

・・・優菜と 呼んで頂けます・・ 顔を上げ剛を見上げた

・・・判った 優菜さん 来週の出張 ホテルは?・・・

・・・手配 終わってます 社長・・・

・・・今日から 二人の時は剛と呼んで貰えるか?・・

・・・はい・・つよし・・さん・・・

・・・ホテルの部屋 ツインかダブルに 変更して・・

・・・これからは 出張の時 優菜さんを 抱くけど・・良いかな?・・
顔を上げ 潤んだ目で剛を見つめ 優菜は頷いた

修司が金策で悩んでいるのを 聞かされて 出社した時 
剛が ホテルのレストランを 予約と言われ
スケジュールを見直して 考えた日の事が頭によぎる 

あの日に・・・・ 
あの日が・・・・ 
あの日から・・・ 

優菜は社長に抱かれる事を 
夢見ていたのかもしれない
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